コンセプトとは?その意味と使い方、強力な武器にする方法

コンセプトとは何でしょう?

コンセプトとは日本語に訳すと概念です。概念?これでは余計解り難くなってしまいます。

コンセプトとは、平たく言えば、目的や想いです。世の中に何を示したいのか?社会や人とどんなふうに関わっていきたいのか?ということです。

例えば、世の中には信じられないような、会社がたくさんあります。その中でも比較的信じられるような会社にフェラーリがあります。フェラーリの車はFerrari 488 GTBという車種で3000万円以上します。車としては信じられないほど高額なのに、生産が需要に追い付かないほど売れています。国産車のように大量生産していないという理由もありますが、生産が追い付かないほど3000万以上もする車が何で売れるのでしょう?

それはフェラーリという会社のコンセプトが明確で多くの人たちがそれを承知しているからです。フェラーリの車は高額だけど所有することの喜びはかなり大きいということは多くの人たちが知っています。

フェラーリの車は実用レベルとはお世辞にも言えません。晩御飯のための買い物には誰も好き好んで使おうとはしない車です。そんなことは誰でもが知っています。ほとんど実用的には使用できないのに、多くの人たちを魅了しているのは、フェラーリ社のコンセプトがゆるぎないものだからです。

フェラーリのコンセプトはオーナーの夢に限りなく近づくことです。フェラーリにオーナーが求める夢はレーシングカーに限りなく近づくことです。その夢はエンジンスペックであり車体のデザイン、走行性能、トータルバランス、詳細な部分も含めてすべてが限りなくレーシングカーに近いこと。

それを追求した会社が創りだす車がフェラーリです。フェラーリを買い求める人たちは3000万円という金額を惜しみなくそれを手に入れるために支払います。

フェラーリのオナーたちは、フェラーリのコンセプトそのものを手に入れるために大金を惜しみなく支払うのです。

フェラーリには他社が真似を使用にもまねができない明確なコンセプトがあるから、3000万円という高額な金額を設定されていても、オーナーは当たり前のようにその金額を支払うのです。

車業界でこのコンセプトとは別の使い方をする場合があります。それはコンセプトカーという用語です。このコンセプトカーとは、まだ発売されていないし、発売予定も明確ではない、未来の車に対するイメージを具現化した1分の1のモデルカーみたいなものを言います。

いうなれば私たちはこんな車を目指しています!ということを社会に示すための車がコンセプトカーです。

 

コンセプトを明確にすると、ビジネスで強力な武器になる。

コンセプトを明確にすれば、ビジネス発展のためには強力な武器になるでしょう。場合によっては3000万円の商品が飛ぶようになる可能性が無いとは言えません。

コンセプトが魅力的で、そこにある程度の人たちが共感すれば、ビジネスは必ず軌道に乗って発展していくでしょう。ではどうやってコンセプトを創り上げていけばいいのか?

 

USPをコンセプトに利用する。

USPとコンセプトには密接な関係があって、ビジネスでのコンセプトの場合、この関係を切り離すことはできません。というよりUSPこそがコンセプトと言ってもいいほどです。フェラーリのあの際立ったコンセプトも、フェラーリという会社のUSPそのものです。

 

コンセプトを明確にするためのUSPの作り方。

社会に出ていないものを発見して送り出す。

社会にまだ出ていない物を発見して世の中に送りだすと熱狂的なファンが付いて、コンセプトが確立されるかもしれません。レーシングカーという閉鎖的な空間だけで利用していた車を一般社会に送り出したのがフェラーリ社です。世の中に出ていないのに魅力的なものは、まだどこかに隠されているかもしれませんね。

既存のスタイルを融合する。

既存のビジネススタイルを融合すると全く新しいスタイルが生まれることがあります。例えば、このブログはネットビジネスという現実的なものとスピリチュアルという非現実的なものを融合させようと試みています。まだ誰もやっていないことなので、USPとしては高いレべルにあると思いますが、コンセプトとしては、確立されてているところまでは至っていません。

専門性の高いものを誰にでも理解できるようにする。

専門性が高いものほど専門用語や解り辛い、言葉で書いてあることが多いです。それを専門用語をできるだけ省いて、一般的な人たちにわかる言葉で伝えることができれば、かなりUSPが高くなってコンセプトも受け入れられるはずです。

面倒を手軽にする。

この言葉の説明をするより、ルンバという商品をイメージした方が解りやすいのではないでしょうか?ルンバは主婦の掃除という面倒な作業をできるだけ手軽にするために開発された商品です。スイッチを入れておくだけで勝手に部屋を掃除していくれるという優れものです。この商品こそ、開発コンセプトが明確で、そのコンセプトが高い次元で現実化した商品と言えます。

時間短縮

これは特に飲食店で成功を収めたことが目立つコンセプトですね。USPとしてよく紹介される、有名なコピーがあります。

それが、こちらです。

「熱々で、ジューシーなおいしいピザを
 お宅まで30分以内にお届けします。
 間に合わなければ、代金は頂きません。」

このコピーはあまりにも有名ですが、ドミノピザのUSPでした。今では宅配ピザすべてのUSPと捉えている人が多いのではないでしょうか?

もう一般用語になってしまったファーストフードもこの時間短縮というコンセプトから生み出されています。

逆に丁寧に時間をかける。

ファーストフードが蔓延しだした時期に、逆にスローフードという言葉が出てきて、その価値が高くなったことがありました。魅力的なUSPを見つけた場合その逆を考えてみると、価値あるUSPを発見できるかもしれません。

まとめ

コンセプトはビジネスを発展させるために強力な武器になります。というよりコンセプト無しで、ビジネスを発展させることは難しいと言えるでしょう。そして、コンセプトを見つけて創り出すことは、それほどハードルが高いことはありません。