プロダクトローンチとはどんな内容なのか?そしてその方法とは?
プロダクトローンチは、ネットビジネスを実践していると、一度は目にしたことがあると思います。もしプロダクトローンチを知らない人でも、ここに書いてあることを読んでもらえば、「これがプロダクトローンチだったのか?」と思ってもらえるはずです。
なぜプロダクトローンチは大きく稼ぐことができるのか?どうすればプロダクトローンチをやることができるのか?そして再現性は高いのか低いのか?
今回はプロダクトローンチに対する疑問とその答えをまとめてみました。
プロダクトローンチとは?認識のズレ
本来のプロダクトローンチ
プロダクトローンチのスタイルには、考案者の「ジェフ・ウォーカー」の生み出した本来の手法とは日本のネットビジネスでの展開方法にはズレがあります。
本来のプロダクトローンチは、魅力的なまずオファーをかけます。例えば、初心者でも、実践すれば確実に成果が出る方法を特別に教えます。知りたい方は、メールアドレスと名前を登録してくださいというオファーをかけます。そのオファーはプレゼントと呼ばれています。
そして、そのプレゼントを欲しい人がメールアドレスを登録すると、その登録者にステップ、メールという予め、いくつかのメールが設定されたメルマガが流れるようになっています。
当然ですが、オファーを受け取る際、メールアドレス登録時にステップメールが、流れることは明記してあります。
そしてそのメルマガで登録者に、販売したい商品が購入したくなるような内容をどんどん伝えていきます。これを教育と呼んでいます。場合によってはステップメール内で、第2第3のプレゼントを渡していきます。
そして教育によって、登録者が商品を購入したいという欲求が、最高潮に達したときに、商品の販売日を予告します。販売効果を上げるために限定数例えば100名とする場合もあります。
解っていても、限定という言葉にはついつられてしまうますね。
そして発売日に価格と詳しい商品の内容を伝えます。
こんなことだけで売れるの?と思うかもしれませんが、心理的な効果を狙ったり、入念にステップメールの流れが設定してあるので、成約率は高い場合10%を超えることもあります。
ジェフ・ウォーカーによって生み出された、本来のプロダクトローンチはこのような内容です。
いわゆる、ダイレクト・レスポンス・マーケティングのインターネット版が本来のプロダクトローンチです。
日本でのプロダクトローンチ
日本でのプロダクトローンチの展開方法は、もう少し複雑で敷居が高くなっています。
今日本で展開されているプロダクトローンチは、予めメールマガジンを配信するためのリストを持っているアフィリエイターや、ネットビジネス運営者に協力を要請するところからスタートします。
そして、その人たちが持っているリストに、オファーページが表示されるリンクの付いたメルマガを流してもらいます。
そしてそのリストに魅力的なプレゼントを伝えて、メールアドレスと名前を登録してもらいます。後は本来のプロダクトローンチとの大差はあまりありません。
流れはこのような感じですが、オファーページが重要です。このオファーページはランディングページと呼ばれている、一枚だけでできた縦にやたらと長いサイトのことです。一度は目にしたことがると思います。
このランディングページが肝心で、日本でのプロダクトローンチでは、ランディングページに動画が入っていることが、常識のようになっています。そしてその動画は既に大成功している人との対談形式が主流です。
ここまで読んできて勘のいい人は気づいたと思いますが、そうです。日本で展開されている、もしくは認識されているプロダクトローンチはかなり高額な費用が必要になってくるのです。
そして、すでに成功しているネットビジネス運営者とのつながりを持つことはほとんど不可能です。それでもプロダクトローンチを展開したい場合は
メルマガ広告というサービスが用意されているので、そちらでプロダクトローンチを展開することは可能でしょう。
しかし、メルマガ広告は発行部数が多ければ多いほど高額で、例えば小○歩氏にメルマガ広告を依頼した場合、1通30万円ほどの金額になります。
小○歩氏は数十万人のリストを保有していますが、プロダクトローンチで大きく稼ごうとした場合、充分とは言えない数です。リストはこの3倍ぐらいほしいところです。
そうなるとほかの大量にリストを保有している人たちにもメルマガ広告を依頼することになり費用もその人数分が必要になります。
例えば3人の運営者にメルマガ広告を依頼したい場合、30万円×3で90万円になります。
そして、その費用だけでは、プロダクトローンチにはなりません。メールアドレスを登録してもらうためのランディングページを用意する必要があります。そしてそこには魅力的なコピーと、有名な成功者との対談動画が欲しいところです。
するとこれだけで、信じられないような価格になってしまいます。例えば推察にすぎませんが先ほど例に挙げた、小○歩氏に対談動画の依頼をして運よく受けてもらえたとして、その出演費用は数百万円は必要になるはずです。
そして日本でもプロダクトローンチの特徴がもう一つあります。それは初心者でも簡単に稼げる!という内容のキャッチコピーが多くのプロダクトローンチに記載してあることです。実際には、そんなことはありませんので注意してください。
まとめ
当然ここまですれば、プロダクトローンチで大きく稼ぐことはできるかもしれません。
しかし、その再現性は極めて低いと言えます。日本で展開されているプロダクトローンチは、特別な人たちだけに許された特別なビジネススタイルとしか思えませんね。
とてもネットビジネスを始めたばかりの人には無理ですし。ある程度成果を上げている人でも躊躇してしまします。
しかし本来のプロダクトローンチは、売り手側と買い手側双方に高い価値を提供できる素晴らしいビジネススタイルの一つです。